【つぶやき】

2017.09.20

【自分で洗いなさい】

 先日ラジオを聞いていたら、アナウンサーが聴取者からのメールを読んでいるときに「心があらわれる」と言ったのに違和感を覚えました。

 これが、藤田ニコルだとか滝沢カレンが言ったのなら、特に気にしないのですが、アナウンサー、それもNHKのアナウンサーのイントネーションがおかしいと、とても気になります。アナウンサーといっても地方出身者も多いので、どうしても訛があって標準的な東京の発音にならないのは仕方ないことだし、共通語と東京弁にもだいぶちがいがあるのでしょう。

 けれども、箸と橋と端のように抑揚のちがいで言い分けて聞き分けている言葉は、なるべく使い分けてほしいものです。

「心が洗われる」と聞こえたので、不審に思ったのです。メールに「洗われる」と漢字で書いてあったのかもしれないけれど。もしや、心は洗われることがあるのかと父親に尋ねたら、洗われてキレイになるという意味だと躊躇なく説明されました。

 たぶん、みなさんの持っている辞書には「心が現れる」は出ているかもしれません。「~洗われる」のほうは、なかなか出ていないでしょう。洗ってキレイになるというのも悪くない表現かもしれないけれど、現れるは、本来の素直で飾らない心の中が示されるという意味なので、こちらのほうが美しい。キレイなのと美しいのはちがいます。

 父親の世代でこんな新語をつくっているのだから、いまでも「マギャク」とか「ウザイ」とか新しい言葉ができてもヘンではないのですが、無知で変わってしまうのではなくて、センスの良い言葉をつくりだしてほしいものです。やっぱり、ゴシゴシ洗われるなんてゴメンです。

 でも、たまに命は洗濯しますけれど。

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2017.09.18

【仲間はずれになりそう】

 国連の追加制裁が採択されたことに、すぐに反応したように北朝鮮が弾道ミサイルを打ち上げて北海道の上空を横切ったために、その日のテレビは一日中おなじ話題で盛り上がっていました。

 Jアラートという、瞬時に警報を流すシステムがあるらしくて、ミサイルが日本の方向に発射されるとすぐに鳴らしちゃうみたいで、見えないし聞こえないくらいの高度を通過するミサイルなんかで鳴らすなという不満もでているそうです。

 文句なんて、もちろんミサイル着弾点が日本から遠く離れた太平洋上で、何事もなかったから言えることで、もし日本に撃ちこまれていたり、失敗して墜落したり、途中で爆発して破片が落下してきたりしたら大ごとです。逆に「警報や情報が遅い」くらいの文句を言いそうです。文句を言うヤツは何にでも言うものだから、政府のやることなんかは恰好の餌食なのでしょう。

 もっとも政府も再三の挑発行為に今回は抗議をして「最も強い言葉で断固非難した」そうです。こんなときこそ、例の豊田真由子議員の出番で、

「このデブー! そんなつもりはないんですぅ~♪」

と、暴言の数数を駆使してもらって、電話越しにでもケリの一発くらい入れてもらいたいものです。才能の見せどころで活躍のチャンスだったのに、入院してテレビで言訳している場合ではありません。

 せめて「ふざけた髪型しやがって」くらいのことは言ってくれたのでしょうか。

 他人のことを羨んで不満をぶつけたり、相手を負かすことで自分が上位にいるように錯覚したり、存在をアピールしたいなんて、家族にかまってもらえない淋しい子供のような行動ですが、忘れられたくないし、本当に怒らせたくもない。

 でも、とっくに嫌われていますけれど。

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2017.09.06

【自己主張も自己嫌悪も自己高評価】

 忙しいことをアピールする人がいます。それも、けっこうたくさん。たとえそれが、美人をでも、頭が良いでも、お金があるでも、リア充でも、過剰に訴えられると心優しい人であっても引いてしまうものです。

 美人だとか才能だとか金持ちだとか仕合わせだというのは、自分が他人よりも優れているという自慢でしょうから、他人に興味がない僕でも、言いたくなる気持ちは少しくらいならわかります。

 でも、自慢話は誰もが嫌がる退屈なうえに苛つく、最も時間の無駄だと感じるものですから、なるべくしないように心がけています。そもそも人に自慢できることがないのでしたくてもできないから、取り越し苦労なのですが。

 しかし、忙しいとか、お金がないとか、ケガや病気だとか、服や髪型がダサイとか、本人にもマイナスで、聞かされても当人の努力が足りないだけだと感じるようなことをアピールするのは、いったいどういう心境なのでしょうか。

 夕方の食料品店とか、今日が締め切りだとかいうので忙しいのは理解できますし、実際にあります。たいてい仕事をしている人や子育て中のお母さんなんかは、毎日忙しいものです。

 けれども来週とか来月とか、ちょっと先の予定が忙しいと言われても、ぜんぜんピンときません。グズで頭がわるいからと評価を下げるだけのことなので、できれば隠しておきたいことなのに、敢えて言うわけですから、よほどの理由や駆け引きががあるのでしょう。誘いを断る口実なら、別の用事があると言えばすむのに、自分をダメ人間に仕立ててまで嫌われたいなんて。どうせ長所でも短所でも、アピールは嫌われるのに。

 理解できないから、見ていておもしろいけれど。

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2017.07.24

【四国に獣医学部がいらないわけ】

 四国には獣医の大学がないので、愛媛県今治市が二千七年から獣医学部の新設を十五回も申請していたのだけれど、文部科学省は定員規制をしていて認めませんでした。

 日本獣医師会というのがでてきて、獣医学部も獣医も足りているので、新しい学校をつくったら困るというようなことを言っていましたが、なんの説得力もなくてビックリします。動物相手のお医者さんだから、話すのがヘタだというのを考慮しても、納得のいく内容ではありません。

 ほんとうに獣医が足りていて増やしたくないのなら、獣医師免許を出さなければ良いのです。毎年試験をすることはありません。

 大学は勉強する場であって、職業訓練校ではありません。勉強したら、その職業に就かなければならないこともありません。看護学校とか自動車整備学校とか理容学校とは性質がちがいます。

 安倍首相が友人を不公平に優遇したのは、イケナイことだと問題視している与太者がうるさいみたいですが、今治に獣医学部がないほうが良いというもっともな説明をきちんとしないと、なんとなくモヤモヤしたままです。

 政治は結果がすべてですから、学校をつくることに賛成なら、経過はどうだっていいんです。もちろん、脱税や不正受給をしていたり裏金を配っていたりの犯罪行為は問題外ですけれど。バカな文科省が意味もなく反対していて、かわいそうだと思うのは人情です。そんな人の心もないような人が、政治家をやっているほうがこわい。

 そういった些細な手続で、あとからガタガタ抜かすたちのわるい輩が多くなって、店でも病院でも学校でも、融通が利かなくてイライラさせられることがたくさんありませんか?

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2017.06.23

【築地ファースト】

 当然ですが、僕は小池都知事に投票していませんし、できれば彼女だけはイヤだなと思っていましたし、いまも思います。

 築地市場の豊洲移転を見直すと宣言して当選したので、公約どおり移転延期をしたのは都民の総意というか多数決なので仕方ありません。

 水質調査や施行検査をしてみれば、毒物はでてくるし予定していた土壌汚染対策の工事がされていない。仕切られたブースが狭くて使いにくいなどの、問題が発覚しました。そんなに問題があるのなら解決しなくてはと、僕でさえ思いました。

 けれどもここで、整備が整ったら移転するということなら良かったのに、移転せずに築地に残るかもしれないなんて言うから、バカみたいなことになってしまいました。これで結局豊洲に決まったら、ほんとうにただ立ち止まっていただけで、追加工事も経費も、無意味に先延ばして嵩んでしまったことになります。

 たぶん立ち止まったことで、あきらめていた移転反対派が息を吹き返してしまい、そちらにも配慮しなければならなくなって、考えたところで妙案などないのにギリギリまで答えられなかったのでしょう。

 中央卸売市場は移転するけれど、跡地を再開発して利用するなんて、お茶を濁すことになりました。市場を戻すなんて一言も言っていないのに、反対派やマスコミは勝手に一部を市場にするような妄想をして糠喜びしていて滑稽です。

 築地の再開発に、また何百億円もかかるのでは、前知事の宿泊代や食事代くらいのほうが、よほど安かった。小池さんは私的利用ではないと言うかもしれないけれど、都民のお金を無駄づかいしていることでは同罪です。

 良いことをしているつもりなのが、なお厄介です。

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2017.06.21

【理解力】

 国会では、四国に新しい獣医学部の大学をつくることを問題視して、総理大臣が圧力をかけて進めたのではないかという質問を野党はいつまでもしつこくやっていましたけれど、見ているほうはウンザリしませんでしたか?

 そもそも四国に獣医学部は必要ないなんて、あんまりな話です。そんなことを言ったら、日本にこんなにたくさん美術大学はいらないと思うし、大学自体が多すぎると思います。

 獣医学会は、もう獣医は足りているから学校もいらないと言っているようだけれど、教師だって歯医者だって美容師だってサラリーマンだって、たいてい余っているけれど毎年率業させています。美術学校を卒業したら芸術家になれるなら、そんな楽なことはないし、文学部を卒業したら文筆家や法律家にならなければいけないわけでもありません。卒業後のことは本人が決めることで、勉強したい人から勉強の場を取り上げることはありません。

 けれども、じつはそういった内容はどうでも良くて、かつて民主党政権のときには政治主導といって政府が事業を仕分けしていったにもかかわらず官僚はことごとく反発して言うことを聞かなかったのに、どうして安倍首相の一言でものごとが進むんだと恨んでいるフシが見受けられます。他人を羨むなんて、みっともなくて悲しいことだけれど、どうしても褒められることも尊敬されることもない人からすれば、妬み嫉みの対象になってしまうのかもしれません。

 本来なら与党と野党、いや、党それぞれの方針に基づいて政策、予算、法案について話し合うへぎ場なのに、たいてい個人の失敗や揚げ足とりばかりで醜い。

 説明責任なんて言うけれど、わかろうとしない人、信じない人に、なにを言っても理解しません。

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2017.05.26

【女性の意識向上】

 スポーツ界では、到底歯がたたないとわかりきっている男子とは当たらないように、ほとんどの競技で別枠をつくって、女子選手が圧倒的に優遇されていますが、男女平等を唱えている現代で、チャンスも与えられないなんて良いのでしょうか。

 例えばテニスの女王といえど、男子選手の百位にも入れないと言いますし、そもそも五セット戦えないと思われています。吉田沙保里や田村亮子がどんなに強くても、代表にさえなれません。

 さすがに格闘技を混合にするのは無理だとしても、球技や競争は一緒にしても良いのではないかと、僕は常常思っています。女子選手どころか女性運動家やフェミニストでさえ、思っていないようですが。

 茶道といえば、抹茶を飲んだことがない人でも知っている千利休。古田織部や川上不白、田中仙樵にしても茶人はみな男で、元元上流社会の男の趣味でした。しかし近代では庶民に広まり、いまでは女性の習いごとになって、逆に男子は貴重です。貴重なものは茶碗でも絵画でもだいじにされるもので、男子の門弟はかなりチヤホヤされます。

 もちろん流儀全体では男子も数多くいますし、家元には師範級の方方が稽古に行きますが、うちの社中には僕が唯一の男子で、大寄の交流茶会などで席を持つと、幹部や役員しいった偉い人が来る度に点前をやらされます。特にうまいわけでも、ベテランでもイケメンでもないのに、ただ男子というだけで自慢になるみたいです。

 女性がこれに対抗するには、男性の二倍も三倍も上手で流麗で美しくて、やっと同等くらいの扱いになります。女性にとってはキビシイ状況ですね。

 しかし、甘やかされると成長しないのは子供も大人も同様ですから、煽てに乗ったり持ち上げられたりしないで、男は精進しないといけません。

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2017.05.08

【トラムだと?】

 東京で唯一の路面電車、都電荒川線の名称がオリンピックを見据えて「東京さくらトラム」に変わったと聞き、ビックリすると同時にガッカリしています。

 僕は世田谷区太子堂の生まれ育ちで、いまは北区赤羽に住んでいるので、もともとは世田谷線のそばで育ち、こんどは荒川線が近くにあるという、チンチン電車に縁のある人生を送っています。

 世の中には世田谷線を路面電車だと思っている人が少なからずいるようですが、道路を車と併走するところは一箇所もありません。かつては渋谷から二子玉川と、三軒茶屋で分かれて下高井戸へ行っていた線の玉川通り部分が地下鉄新玉川線になって、路面じゃないほうだけが現在地上を走っています。

 路面っぽいのは、環状七号線を横切るところだけが、踏切ではなく信号機になっていて、道路が青信号のときは、となりの歩行者と一緒に信号待ちをします。

 一方、荒川線のほうはだいぶ路面で、路面駅もありますし、大塚や飛鳥山の辺りでは、けっこう強引に車を横切って行きます。

 思い返すと、札幌、函館、豊橋、京都、熊本、サンフランシスコと、まあまあ路面電車に乗っています。世田谷線的な江ノ電にも乗ったので、修学旅行で広島へ行ったときにも乗っておけば良かったと、マニアではないので当時は気づかなかったものの今更ながらに悔やみます。

 そんな、現役でノスタルジックな路面電車に「東京さくらトラム」なんてセンスのカケラもないバカな名前をつけるなんて、愚か過ぎます。豊洲にしても国立競技場にしてもバカですけれど、これは「E電」くらいバカです。都民ファーストじゃなかったんですか? 「TO―DEN」で良いです。

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2017.04.26

【人事】

 悲惨な事件や事故、生い立ちなどを聞くと、悲しい思いになりながらも「自分じゃなくて良かった」と、少しほっとした気持ちにもなっているものです。可哀相だと思うのは、自身に降りかかっていない、人ごとで片づけているからかもしれません。

 地震で家がつぶれたり、醜女に金をだまし取られたり、難病で苦しんでいたりするのを、テレビや活字やネットやウワサで知っても、あまりピンとこなくて、なんとなく自分はだいじょうぶ、安全だと思いこんでいて、親身になれなかったり危機感を抱けなかったりします。

 公明正大にミサイルを撃ちこむ気が満満だと言っているのに、なぜか自分のところには飛んでこないのではないかと高を括って、アメリカや中国がなんとかしてくれるだろうと考えているのか、キチガイの戯言で真逆実行したりはしないだろうと思っているのか、自分も巻きこまれているという感覚が多くの日本人にはありません。

 東北の大地震で家や家族が流されたり、原子力発電所の放射能漏れで住めなくなったりして、いまも避難している人や悲しみに暮れている人だっているというのに「あっちのほうだったから良かった」(今村雅弘復興大臣)なんて笑って言えるのも、自分には関係ないからです。

 たぶん、お金を出すほうの本音なのでしょうけれど、人を集めてテレビカメラの前で言うことではありません。しかも、復興大臣は被災地の立場に立って予算を引き出したり、対策を立てるべきです。町内会の会計報告かのように、事務的に死者・行方不明者数や費用を発表している時点で、嫌悪感しかありませんでしたが。

 大臣として不適格なのではなくて、国会議員としても、いや、人として失格です。

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2017.04.12

【ヤクブツヤメロ】

「ヤクブーツはやめろ」とか「覚醒剤やめますか? それとも人間やめますか?」なんて言われても、やめられないのが薬物なのですが、やったことがない人は、平気で簡単に無理を言います。

 薬物にかぎらず、酒もタバコも賭博も浮気も買い物も遅刻も、やめられない人はやめられません。どれも、どこかで反省しないと身を持ち崩します。本人が体をこわして臥せる程度ならましですが、信用も財産も仕事も家族も友人も失いかねないので、そうとうの覚悟や注意が必要です。

 不貞行為は裁判で負けますが、飲酒や喫煙、公営競技やパチンコに富くじ、遅刻などは、社会的にも法的にも、たいへん大目に見られています。

 アルコールやギャンブルで依存症になるまでには、少少時間がかかるので、それまでに思いとどまって引き返しても来られますし、意志が強ければ趣味や娯楽にすることもできます。

 しかし、覚醒剤などの薬物はすぐに中毒になります。それだけインパクトが強く、心地好く、効き目があるのでしょう。それでも市販当初は抑制した使い方をしていたようですが、戦後に軍事用のあまりが大量に出回ってブームになったみたいです。売っていれば買いますし、持っていれば使います。ミサイルだって原発だって、手に入れば使います。使い方がわるいと事件や事故が起きるのはあたりまえ。かといって、売れるものはつくりたい。

「たべられません」「喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。疫学的な推計によると、喫煙者は肺がんにより死亡する危険性が非喫煙者に比べて約2倍から4倍高くなります」「一歳未満の乳児には与えないでください」「当たると死にます」「放射能漏れの恐れがあります」無責任で、鬱陶しい表示だらけ。余計なお世話です。

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