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2017.06.30

汚い言葉と汚い人

「このハゲー!」「ちがうだろォー。ちがうだろ!」が連日テレビで流されて、もうサンシャイン池崎の「イェー!」よりも先に飽き飽きしているのに、一週間後に新たな録音を小出しにしてきて、まだしばらくこの話題がつづくのか思うとウンザリします。

テレビの電源を入れた途端に、この絶叫が聞こえてきたりすると、一日イヤな気分にさせられるので、テレビを点けるのさえ怖くなります。

 暴言の主である豊田議員は、自民党を離党したけれど議員は辞職せずにしがみつこうとしていますが、もう国会議員としても人としても認められないでしょうから、再起不能だと思います。表を歩けば晒し者でしょうから、生活もままならない状況ではないでしょうか。本人はいっこうに反省もしていなければ、恥ずかしくもないという可能性もありますから、今日も辺りに当たり散らしているかもしれません。

 けれども、こんな人は豊田議員に限らず、部下や後輩を罵ってストレスを発散したり、弱い者を見下して優越感を得て満足する下品で卑劣な人なんて、世の中には掃いて捨てるほどいます。優しくて聡明で頼りになる立派な大人を探すより、ずっと楽です。知らない街でコンビニを見つけるよりもたやすいと思います。

 パワハラを受けて自殺した社員に、そんなことで死ぬほうがわるいと言う年寄りがたくさんいます。怒鳴られて、いじめられる側にも非があるようなことを、平気で言う老人は多いです。

 かつて、上司は威張っていて部下を叱責していれば済む時代があったので、いまでもそれがあたりまえだと、学習能力がなく成長しない世代は言い張ります。こういう人は、自分がやっていたことを正当化したいだけで、なんの道理もありませんから、指摘したらキレて怒るはずです。

 以前は核実験もミサイル実験もみんなやっていたのだから、遅ればせながら自分たちがやって、なにがわるいと言っているようなものです。

 この録音をした秘書さんが仕事でミスをしがちで、人をイライラさせるタイプだということは一目瞭然なのですが。だからといって、道や宛名をまちがえたことで蹴ったり殴ったり、ネチネチと嫌味を言うことはありません。

 責任をとらない上司なんていりませんし、失敗は指摘するだけじではなく、正してあげないといけません。

 しかし、こういう人に限って、誰でもするような些細なミスを全力で攻撃します。自分がミスしても問題にも話題にもしないし、触れられたら逆ギレするだけなので、誰も教えなくなるうえに自分の愚かさにも一生気づきません。

 それはともかく気になるのは、豊田議員が怒鳴っているように、この秘書はほんとうにハゲているのかということです。

 事実ハゲていれば、目につく特徴を大声で呼んだだけで、もしかしたらニックネームなのかもしれません。ならば、豊田議員に「このブス」と言うのとおなじことですが、もしハゲていないのにハゲと罵倒したのなら、ハゲはわるいことダメなことの代名詞として使われたことになります。デブをブタ呼ばわりしたり、グズでノロマなカメと言うようなものです。肌の色がちがうとか、背が高いとか低いとか、指の数が足りないとか、メクラだオシだツンボだと、身体的特徴を揶揄するほど卑しい行為はありません。

 ブタやカメは反論しませんし、気づいてもいないかもしれませんが、これを聞いたハゲの人は「ハゲのなにがわるいんだ」と怒っても良いくらいです。

 でも、ハゲてる人の中にもハゲはイヤだという人もいるのかもしれません。

 デブやチビやグズは隠せないけれど、ハゲは巧妙に隠していたりしますから。

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2016.12.14

ニッポンのカジノ

 日本にカジノをつくるという話は、ずいぶん前から話題にあがっていて、石原慎太郎が東京都知事だったときにも台場にカジノをつくる提案がされたと思います。結局そのときはダメでしたが、ここにきて国会で採決がされるようです。

 報道番組のコメンテーターの多くが、なぜそんなに性急に結論をだすのか疑問だと言っていますけれど、十年以上もまえから話題にのぼっていることなので、さんざん考える時間はあったはずです。ぜんぜん考えていなかったら、国会議員は時流に疎すぎます。

 それに、法案が最初に提出されたのは五年もまえのことだそうですから、もっとはやく決めてくれても良いくらいです。

 議員と名のつく人たちは、高い給料をもらっているわりには、たいがい仕事はダラダラしていてつぎに進みたがりません。こんなに時間ばかりかけていたら、小学校に入学した子が卒業しちゃいます。これは、絵本も読めなかった子が、自分で文庫本なんか買っちゃうようになる期間ですから、すごい成長です。議員さんはもう成長することはないと思いますけれど。

 それにしても、何年も結論を先送りにするのは無駄です。ない頭でいくら考えたって、良い案が浮かぶことはぜったいにありませんから、バカなりにどんどん決めてほしいものです。

 話し合いをもっとしてから決めてほしいというのは、五年という年月には通用しません。話し合わなかった、反対派がわるいのです。黙っていたら賛成だというのは、選挙でもよく言うことです。

 反対の理由が思いつかなかったのだから、しょうがないのかもしれませんけれど。

 僕は、東京にカジノをつくる必要はないし、できても行かないと思います。

 ラスヴェガスやマカオや韓国にカジノあるのは、ほかに魅力がないので客を呼ぶための施設が必要だったのだろうと思います。東京には、見るものも食べるものもあるので、カジノがそれほど集客力があるとも思えません。けれども、ディズニーランドのように、いつまでも人気の衰えない場所もあるので、やり方次第なのかもしれません。

 なにも二十三区の繁華街に近い台場じゃなくて、八王子とかの山奥にしたら良いのにとも思います。

 それから、有識者や野党の中には、ギャンブルだから反対だと言う人がいるようです。

 民進党は、反対するための反対なので、理由はあとから探さなきゃならないために、いつもまるで説得力がありませんけれど。賭博が良くないから、なんていうのは、全く話になりません。日本には、すでに賭博がいくつもあります。

 ギャンブル依存症になる人が増えるなんていう懸念は、取り越し苦労です。カジノで依存症になるような人は、すでに競馬、競輪、競艇、オートレース、パチンコ、宝くじなどの依存症になっています。

 中でも、毎日できるパチンコは人気で、借金してまでやってしまい身上をつぶしてしまう人も少なくないそうです。

 自分の金をかけて遊ぶのは良いことだと思いますけれど、他人の金をかけるのはダメです。もう、遊んでいるのではなくて、命までかけてしまっているのでしょうけれど。

 カジノがなくても、ギャンブル依存症は以前から問題になっているのに、IR法案に反対している人たちが、競馬やパチンコを廃止するべきだと言うのを聞いたことがありません。競馬、競輪のコマーシャルは良いのですか。

 たとえば民進党が、民主党時代でも良いですし、パチンコ廃止法案を提出していたというのなら、なるほどカジノに反対するのも頷けるのですが。法案が通りそうになったから、慌てて反対理由をでっち上げたところで、だれも聞いてはくれません。心のこもっていない言葉に、耳を傾けるヒマなんてありません。

 弱い犬が、虚勢を張ってキャンキャン吠えているのか。淋しい赤ちゃんが、かまってほしくて泣いているのか。バカな野党が、政府を困らせて時間稼ぎをしているようにしか見えません。

 政治家や役人が思いついたことなので、オリンピック同様、皮算用どおりに儲かるわけがありませんけれど、国民も黙っていたのだから、やるしかない。

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2016.06.29

大後悔時代

 イギリスのEU(ヨーロッパ連合)残留の賛否を問う国民投票の結果、離脱することに決定しました。

 キャメロン首相は残留派だったので、実際には国民の意見は考慮したうえで、やはり残留するという方法もあると思うのですが、さらに無責任で、自分は首相を辞任して、次の人に離脱手続きをまかせることにしました。

 自分の意見がとおらないと、すぐにやめるのは大人の悪いクセです。国民の意思を汲んで、自らが方向をかえて脱退することにしても良いと思います。公金横領や高額出張空出張や浮気や賄賂などの不祥事を起こしたわけではありませんから、辞任してほしいとも辞職すれば済むとも思っていません。

 この結果を見て、日本の訳知り顔な大人たちは、一様におどろいたというコメントをしています。こんな結果になるとは思わなかったなんていう、バカな大人もたくさんいます。

 多数決をとったら、どちらかの答えがでるのがあたりまえです。二択じゃない場合は、どれか。まれに「わからない」という選択肢があることもあります。

 けれども、結果がわかっていて、もしくは期待して決をとるのは危険です。多数決の結果は、いつでも「わからない」からです。そして、たいていはバカバカしい事態に陥ります。

 自分の予想がハズレた人は「ありえない」とか「まちがいだ」とか「少数意見の尊重」とか、未練たらしい、日本人が大嫌いな潔くない行動にでます。

 いったいなんのための多数決なんでしょうね。多数決では、一票でも多い意見が採用されるのが正当です。たとえそれが正解ではなくても。それが民主主義です。

 本来は、国民が選出した下院議員と上院、イギリス王国が会議をくり返して、意見を交換したうえで結論をだします。

 イギリスのEU残留国民投票は、議会での抵抗勢力をおさえきれずに、国民に決めさせることになったのでしょう。これは、賢いやり方ではありません。

 今回のように、党内で意見が割れることは、日本でも小泉政権のときに郵政民営化をめぐって起こりました。政権政党の方向が定まらないと、政府の政策がままならないので、やはり国民の意見を聞くという手があります。賛成か反対の国民投票という方法は日本にもあるのですが、その前に衆議院の解散総選挙がたいていは選ばれます。つまり、有権者の代表である代議士を選びなおして、話し合いに決着をつけてもらうということです。二択の国民投票よりは、少し国民の責任が軽いように感じます。

 解散がないイギリスにとっては苦渋の選択だったかもしれないけれど、国民投票の結果は必ず軽率なものになりますから、滅多なことでつかってはなりません。選挙の結果も、たいがいダメなもので。民衆というのは考えがないので、見た目や口車に乗りやすく、騙されてマズイほうを選びがちです。いつまでたってもアホウな政治家が減らないのは、そのせいです。最近では、セコくてズルイ知事が世間を騒がせましたが、次回にマトモな人を選べるとはかぎりません。

 それでも、大衆が直接政治を左右するよりはマシです。餅は餅屋。政治は政治家(政治屋ではありません)です。手作りのチョコレート、はじめて編んだセーター、施主が口だしすぎた住宅、サークルのチラシ、町会の縁日が、ダメだなぁ、やっぱりプロにまかせたほうが良いのにと感じたことがあるはずです。菓子や裁縫なら、何度も挑戦しているうちにうまくなることもあります。けれども家なんて、一生に何度も建てられませんから、たいてい失敗しっぱなしです。まして国民投票なんて、生涯経験しないのがふつうなので、うまくいくはずがありません。

 うまくいかないものに委ねるというのは、ほとんどヤケになって責任転嫁しているのでしょう。無能なマスコミや評論家は、結果を見てから慌ててコメントしています。EU各国の代表も、日本やアメリカも、企業も投資家も、だれも国民投票自体を止めようとした人はいません。まさか自分たちの予想が、ハズレるとは思っていなかったからです。楽観的で脳天気な、オメデタイ人たちです。

 ですが、古い価値観をもった人たちの予想に反したことが起きたということは、新しいことが起きているということでもあります。新しいことが良いとはかぎりませんけれど、前進している感じはします。ソ連が崩壊したり、黒人大統領が誕生したり、中国共産党が倒れたりしたら、なんとなく新たな希望があるような気がしませんか。

 なんと、EU脱退に投じた当人がおどろいて、後悔しているようですが、もっと自信をもってください。

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2016.04.15

言ってみるもの

 日清カップヌードルのテレビコマーシャルが、一部の少数クレーマーのおかげで放映中止になったことがニュースになりました。

 歌手の小林幸子さん、作家の畑正憲さん、タレントの矢口真里さん、作曲家の新垣隆さんが、若者に向けてそれぞれの特色を生かした授業を行い応援するといった趣向のもので、だいぶ自虐的なネタも含まれています。小保方晴子さんにもオファーはいったのでしょうか。

 矢口さん新垣さんは、犯罪でこそありませんけれど、大スキャンダルの主役ですから、もともと嫌われ者です。小林さん畑さんにしても、その過剰な情熱の傾け方から、好き嫌いが激しく分かれるキャラクターです。

 小林さんは、もちろん紅白歌合戦の衣装の演出に対するパロディ大晦日のために一年を費やすのだというもの。おもしろいですね。衣装じゃなくて大道具だとか、お金のかけすぎだとかいう人もいますけれど、余計なお世話だし、たのしみにしている人も多いので、自腹でやっていることだし放っておきましよう。

 ムツゴロウさんは「すべては愛」という、らしいテーマ。ムツゴロウさんの愛する対象は人類ではなく動物ですけれど。

 僕は自分以外の生きものは苦手なので、ほとんど見たことがないのですが、小中高と「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」は同級生の間でも大人気で、卒業したら北海道の動物王国で働きたいなんていう子もいました。

 僕は動物が嫌いだけれどムツゴロウさんが嫌いじゃないのは、動物愛護を唱えないからです。ただ単純に自分が愛しているだけで、声高に保護なんて下世話なことをいわないところに、好感が持てます。仔犬も触れない僕には、ぜったいにあんな真似はできませんけれど。

 新垣さんはゴーストライターをやっていたことを暴露して顰蹙を買っただけで、ゴーストをつかうなんて演出としてよくある話で、断りもなく告発まがいのことをするのは、表にでているほうにとってはたまりません。はじめから藤子不二雄とかエラリー・クイーンとかみたいに二人で一人の名前にしておけば良かったのに。佐村河内なんてペンネームなんだろうし、耳が聞こえないなどの様様な工夫を凝らして売りだしていたのだから、新垣さんにも存在を示させてあげるか見合った金額を支払っていれば避けられた事件かもしれません。それでこそ、才能を分かち合うという授業です。

 問題なのは矢口真里で、危機管理の授業です。実際には危機を回避できずに、長い間休業することになりましたから、反面教師ということです。最近少しずつ復帰してテレビにでだしたところでしたが、コマーシャルはまだはやかったかもしれません。しかも「二兎を追うものは、一兎をも得ず」は、かなり攻めたセリフですし。

 事実は、一兎得ているので諺どおりではないのですが、そういうことではなく、世の中にはどうしても浮気は許せないという拒絶反応がある人がいるみたいで、不快だという苦情がちょこっときたみたいです。

 もともとブラックユーモアのコンセプトでつくられた作品だから、頭の悪い人には理解できないのはあたりまえなのですから、おバカさんから電話がかかってくるくらい覚悟していたと思いますが、まさか自粛しちゃうなんて残念です。不快に感じる人なんて極少数だし、番組本編とちがってコマーシャルは見たくない人の目にも飛び込んでくるので仕方のないことなのでしょうか。まるで正しいと勘違いした的外れな苦情のほうが不快ですけれど。そもそもテレビなんてたいていが下品で不快なものだから、はじめから見なければ良いのです。

 こういうことがあると、五十歳前後の男子が思いだすのは、ウルトラセブンの永久欠番です。第十二話「遊星より愛をこめて」に抗議があり、プロダクション側が謝罪し封印されました。しかし、これは放送された作品に対するものではなく、放映から二年後に小学生雑誌の付録の怪獣カードで、登場宇宙人の解説に「ひばく星人」と書かれていたことに目を止めた女子中学生と原爆被害者団体関係者の父親が編集部に抗議文を送ったのが発端になり、あっという間に新聞社や他の被爆者団体に抗議運動が広まりました。

 感情的にならずに、誰かが冷静に作品を見直していれば、カードの解説から「ひばく」という文言を削除するだけで済んだはずです。

 あれから四十年以上経った、二十一世紀という当時の未来になったいまもなお、愚者はおなじことを繰り返します。

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2016.03.16

法律と善悪

 プロ野球の清原和博選手が覚醒剤で捕まったことで「清原」という名前を表紙に印刷するのがためらわれるという理由で、元奥さんでモデルの清原 亜希さんが雑誌の仕事をキャンセルされたとかで芸名から清原をとって「亜希」に改名したそうです。

 大人がこんなことをしているから、育ちの悪い子供が真似して、つまらないことでイジメたりからかったりするんです。離婚するまえから覚醒剤を使用していたようなので、奥さんが全く関係がないか責任がないかといえば、多少リスクを負うのも仕方ないかもしれません。けれども、たまたま「清原」という名字だからというだけで肩身が狭い思いをするようなことは、絶対にあってはなりません。

 黒人だからユダヤ人だからアイヌ人だからという、ただそれだけで殺していいわけがないことは、いまは誰でもわかります。

 以前、歌手の飛鳥了さんが、やはり覚醒剤所持で逮捕されたときに、CDショップの棚からチャゲ&飛鳥の作品を撤去したというニュースを小耳にはさんで、呆れ果てて薬にはしりそうになりました。まだ、罪も罰も決まっていない状況で、ずいぶん過剰な反応です。

 いつからこの国は、こんなに潔癖になったのでしょうか。晒し者にもしないけれど、その存在も行跡も功績も忌み嫌うようになりました。そんな、ものの見方は、子供を自殺や引き籠もりに追い込みます。

 上空をミサイルが通過しても、原発の電源が落ちても、取り乱さずに冷静に対応したいものです。

 そもそも、覚醒剤を摂取するのも製造するのも所持することさえ法律違反なのですが、なぜイケナイことなのか、もっと丁寧に説明していただかないとわかりません。自動車に乗ったら必ずシートベルトをしろといわれるくらい理解不能で、余計なお世話です。

 ドラッグでラリっていると、幻覚を見て通り魔などの犯罪を犯すからといわれても、昔ほどそんな事件を聞かなくなっているのでピンとこなくなってきました。

 酒に酔って、暴れたり、駅員やタクシー運転手を殴ったり、目の前の女性に痴漢をする人があとを絶たないからといって、アルコールを禁止されたら困ります。取り締まる側の警察官も、けっこう頻繁にやっていますしね。

 貧困にたえかねて万引きをする老人がふえているから、貧乏はヤメロといわれたって、本人だってやめたいのはやまやまですが、そうもいきません。

 覚醒剤は、心だけでなく体も蝕むからイケナイという人もいます。

 けれども、タバコを吸う人も脳や喉や胸を患っていて、たいてい気が利かないし、いつもイライラしているかボンヤリしています。

 塩や砂糖が大好きな人は、内臓をやられて調子が悪いどころか通院しちゃったりして、実質的に医療費が嵩んで国の財政を圧迫しています。これは、地味に節制したり摂生している多くの国民にとっては、迷惑な話です。

 国家が取り締まっていることと、人として道徳的に規制していることの基準はちょっとズレたところにあるようで、正直な者には見極めがつきにくい。マスコミの基準は、またちがっていて全くわかりませんし。名前や顔だけ隠したり、過去の足跡を消し去ろうとしても意味がないのに。成績は、彼を知る人の記憶の中からは消せません。個性が強ければ強いほど印象も鮮明ですが、個性があるということは、孤独なことが多い。

 既成概念にとらわれない才能を天才といいますが、人の世に住むつもりなら、不倫行動は慎みなさい。不倫の内容も時代によって変わってしまうから、世が世ならということもたくさんありますけれど。

 浮気はまあ人道的にも法的にも寛大なようですが、売春は市民が許しても裁判所が許しません。覚醒剤はどうも、国も国民もかなりキビシク断罪しないと気が済まないみたいです。

 もともと日本が開発した夢の薬で、ふつうに薬局で売っていたものだから、世界が容認してくれれば、もしかしたらちょっとやってみたいと思っている人もいくらかいるのかもしれないけれど、ガマンしている分キビシクなるのかしら。

 あんまり他人に厳しい世の中って窮屈ですけど、薬を打ってもギターを弾いてもボールを蹴っても、他人を傷つけることなく暮らしてくれれば良いです。大人の料簡で押さえつけられても、迷惑です。

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2014.04.09

迷惑は受けていませんから

 STAP細胞の小保方博士は、はやく謝ってしまえば良いのにと以前書きましたが、どうも全く謝る気はないようで、逆に開き直って言い訳をしたいみたいです。

 研究所が調べた結果、STAP細胞ができたのかどうかはわからないけれど、実験データの一部は捏造、改竄であると認めました。

 しかし、博士は捏造も改竄もしていなくて、単純なミスだったと言いたいみたいです。ならば早急に正しいデータと差し替えるべきですが、たぶんないのでしょうね。

 多くの女性は、多くの場合、まず謝らないものですから、どんどん追いつめられて逆ギレするのでしょうけれど、どんな言い訳をするのかたのしみです。

 この事件で、論文をチェックした同僚や上司は、捏造に気づかなかったのかという人がたまにいますが、僕は当然気づかないものだと思います。

 なぜかというと、研究結果を見るときには不正はないという前提で向き合うはずですから。

 実験のつじつまが合っているかとか、データから導きだされているものが正しいかはチェックされますが、データ自体がニセモノだったり、実験そのものがウソだった場合には、わからないのではないでしょうか。だから、発表されたあとに不正は発覚するんです。

 複数の人が、STAP細胞ができる過程を見ていたと言っていますが、マジシャンに渡されたカードかいつの間にかすり替わっていても、いったいいつどこでなにが起きて結果がでたのか、近くにいるほどわからないようなものです。

 ですから、理化学研究所の対応がわるいということはありませんし、ましてや上層部は減給や降格をするべきだなんていう、ステレオタイプなことを言うのは、甚だ滑稽です。

 たとえば、これが企業なら調査や謝罪だけでは済まされないということらしいのですが、残念ながら研究所は企業ではありません。冷凍食品に毒が混入されり、欠陥がある自動車を知っていて売り続けたというのであれば、当然会社全体で責任を負うことになります。それは消費者が迷惑を被るどころか、命にかかわることさえあるからです。

 けれども、学者が論文を発表したところで、一般に得をする人も損をする人もいませんから、本来責任をとることすらありません。まちがった情報を流すのは罪だというのなら、新聞にも雑誌にもテレビにも教科書にもあるウソも糾弾してください。

 小保方博士は謝らないだろうけれど、もともと謝る必要はないのかもしれません。僕らは、なにも損してませんから。ただの野次馬です。母校の早稲田大学は、だいぶ迷惑なようですが。

 ただ、信用は失いますね。

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2013.09.03

本当の気持ち(再)

【二千三年二月のブログで、アメリカのイラク攻撃を扱っているので、今回と状況が全く同じではないのですが、再録します。】

 先日、渋谷へ行ったら、駅前で演説をしている若人がいました。

 イラクが国連の大量破壊兵器査察に協力的ではないことに憤慨しているアメリカが、武力制裁を加えるのではないかということに対して、批判しているようでした。アメリカが、イラクを攻撃することを反対しているように見えました。

 マスコミ、ニュースやそのコメンテイターの意見も、アメリカの攻撃に反対する意見が目立っています。

 ドイツが早々と「米英のイラク攻撃には、一切関わらない」というようなことを発表すると、日本もそうするべきだという乱暴なニュース解説者もいます。フランスなんかは、戦争大好きで自国もまだ核実験を続けたいくらい(最後にオーストラリア沖で強引に実験をして、世界中から顰蹙を買ったの、覚えていますか?)だから、憎きアメリカに反対なのは当然でしょうけどね。

 たしかに自分さえ良ければ、戦争に巻き込まれなければ、それで良いという考え方もわかります。わかるけれど、ちょっと淋しいような気がしませんか?

 みんなが「自分が」「自分が」って言っているから、この国の景気はいつまでも回復しないのでしょうし。

 彼らの意見はたいてい「戦争反対」とは言っていません。彼らが反対しているのは、アメリカが戦争に参加することに反対しているのです。

 たとえば、イラクや朝鮮が戦争の支度を整えていても、あんなに声を大にして批判されることはあまりないのに、アメリカがちょっと怒るとヨッテタカッテ文句を言いはじめるのは、どういうことなのでしょうか。

 基本的には平和を目指している現在の世界で、侵略戦争を企てたり、テロリズムを行ったりしている国や組織を鎮めようともせず、アメリカを批判していればカッコイイとでも思っているのでしようか。中身はカラッポでツッパッテいるようにしか見えません。対するものがなければ、自分の存在が保てないように見えます。なんか、だいぶ時代遅れだと思います。

 もっと自立して自分の頭で考えて、大きな視野で世界を捉えていけたら良いのに。薄っぺらな演説じゃ、いくら駅前で大音量でガナリたてても、誰も聞いてはくれません。ハチ公前をウロウロしているような奴に言ったって、意味ないし。大使館なり、せめてアメリカ人に言ったら?

 我が国もいま、お隣りの国の戦争に巻き込まれるか、もしくは攻撃をされるかもしれないという不安な予感に覆われています。よね?

 おなかがへったからって、飢えていない国を羨まれても困りますよね。日本はむかし、おなじ過ちを犯しているから、うまく説得できたら良いのに。

 力でワガママを通そうとしているものを、力で征するのもどうかと思うかもしれませんけれど。話が通じなければ、もはや人間同士ではありません。押さえつけなければならないことも、あるのかもしれません。

 日本にミサイルが飛んできたときに、アメリカが知らんぷりしていたら、そのほうが嬉しいですか?

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2012.04.20

新しい遺跡 【再】

 以前の記事を整理していたら、最近話題の原子力発電所のことを書いていたので、ここにもう一度発表しようと思います。

 二千三年五月の記事で、もう九年も前のものですが、当時、友だちと七人で『月刊アクタ』というホームページをつくっていて、毎日や毎週では更新できないけれど、月に一度くらいなら書けるんじゃないかと、それぞれコラムを掲載していたときのものです。『有情論1』に収録されているので、物好きな方は読んでいるかもしれませんが全文を載せます。

★★★

【新しい遺跡】

 関東に住んでいる方は最近、夜になると部屋が暗いなあと感じたりしていませんか?

 東京電力では、十七基ある原子力発電所の全てを運転停止にしているそうで。僕は最近になってそれを知って(ナサケナイ)びっくりしてしまいました。首都圏の電力供給は、その四割を福島・新潟の原発に依存しています。原発がないと当然電気は足りなくなるので、現在は火力発電所を再稼動させたりしてしのいでいます。
 けれどなんだか、電気「足りちゃってるんじゃないかなぁ?」って気もしませんか? それでだいじょうぶなら、評判の悪い原発よりも石油を大量に使う火力のほうでも良いのではないかと感じる人たちもいるのではないでしょうか。

 これから夏をむかえて、完全に足りなくなったときにどうなっちゃうかが、問題なのでしょう。まず乗り切れないという意見も、少なくないみたいです。
 暗くなるとかテレビが見られないとか食べ物が腐るとかいうのなら、大したことではないけれど、コンピューターによる情報管理やセキュリティシステムは、電源がないと致命的な打撃を受けてしまいます。ITとかインターネットとかいっても、万能ではないし安全でもないわけです。新しいものが生まれると、新しい不安も生まれます。
 子供の頃に、たまに停電なんかになると、ちょっとドキドキワクワクしたけれど、ゆとりなんかない大人たちには大ショックなのでしょうね。

 ところで建設当時、原子炉の寿命は三十年とされていたものが、ナンダカンダといつのまにか「六十年はだいじょうぶ」という国の見解になってしまいましたが、それにしてもいつかは完全稼動停止になるわけです。
 たとえば、東海一号では放射能レベルの低下を待つために、十年以上をかけて解体・処分がおこなわれています。核廃棄物の処理だけでなく、発電所自体の処分にも問題を抱えているのです。

 それでも、莫大な費用をかけてつくって、莫大な費用をかけて壊すのだから、使える間はきちんと管理して営業して欲しいものです。

 それから、原子力発電所のように危険ではないのかも知れないけれど、東京では『汐留シオサイト』『品川インターシティー』『六本木ヒルズ』などの超高層ビルの完成ラッシュです。

 が、これがまたオフィスもテナントも人出もまばらなビルがたくさんあるみたいですよ。僕は『丸ビル』にさえ、行ったことがないけれど『晴海トリトンスクエア』なんて聞いたことすらありません。

 僕の身近な話では、赤羽の『東京北社会保険病院』が突然の開設中止。
 新聞や雑誌・テレビでも度々取り上げられているので、知っている方も多いと思いますが、妻が永年勤めていた大学病院をやめて四月からそこで働くことになっていたので、まったく他人事ではないんです。

 僕たちは病院から徒歩数分のところに住んでいるのですが、大きな建物だけがモニュメントと化しています。
 ずいぶんと地域の住民には望まれていたものなので、残念でならないし失業した人も(病院のスタッフだけではなく、まわりで開業するはずだった薬局などもあって)すごく大勢います。中止するにしても、もっと早く決めてくれれば、妻も大学病院をやめなくてもべつにかまわなかったのに……。

 日本中に巨大建造物の廃墟が出来上がって、はたして構造改革とか景気回復が進んでいるのでしょうか。
 隣国からミサイルが飛んでくる前に、内部から崩壊しちゃったりしたらどうするんだろう。

★★★

 無駄なものは、はじめからつくらないほうが良いし、やるならちゃんとやってくれ、という内容ですが。当時から、原発はなくてもだいじょうぶだという意見みたいですね、僕は。

 まず、地球温暖化を一切信じていないので、火力発電で良いと思っていますし、お金がかかるのならそれは払いますが、だれかが法外に儲けているなら許せません。

 昨年は計画停電で脅していましたし、今年は値上げをすると脅して、なんとか原発を再稼働させたいと腹黒い大人たちは考えているようですが、それはやはり電気をつかう人たちの利益になるからではなくて、電気をつくる人たちの利益を見込んでの考えなのでしょう。

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2011.12.31

明るい話題

 毎年のことですが、暮れになると今年亡くなった有名人の追悼番組が新聞やテレビにでますが、今年は僕にとっては感慨深い方が亡くなりました。

 一人は、キャンディーズのスーちゃんこと田中好子さん。
 今年初老の僕はキャンディーズが活動していた時期は、まだ未就学でしたが、「8時だョ!全員集合」とか「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」でコントをやったりしている姿がとても好きで、少しおくれてデビューしたピンクレディーとたまに比較されますが、断然キャンディーズが好きでした。ピンクレディーの熱狂は、ホントにすごいものでしたが。
 ピンクレディーもコントには参加していましたが、ちょっと照れみたいなのがあって、キャンディーズの三人は思いっきりよくやっていたので評価が高い。同じような理由で、桜田純子さん太田裕美さんも好きでしたね。

 ランちゃんは勘が良いのかコントもトークもじょうずで、ぼやっとした顔もかわいくて人気がありましたが、僕はポワンとしたスーちゃんの雰囲気や、あの太い足が好きでした。ミキちゃんは二人に比べるとおとなしい感じで、大人に人気があったと思いますが、いま僕も大人になってキャンディーズの映像を見ると、ミキちゃんはマジでかわいいですね。田中好子さんの葬儀で久しぶりに見た藤村美樹さんも、芸能界から離れてだいぶ経っているのにきれいでした。
 それにも増して、田中好子さんの心はほんとうにきれいでしたね。

 それから立川談志さんが亡くなりました。
 僕は、テレビで落語を聞くことは子供のころにもありましたが、生で聞くようになったのは談志さんからなので、とてもショックなことでした。残念だったとか、悲しいとかいうのではないのですが、なんだか動揺するところがあるというような状態です。
 かつては毎年、年末の中央会館へ行っていたこともあったのですが、ノドの手術をしたあとは、やはり最高の状態ではないのだろうと感じたので談志さんを生で聞くことはありませんでした。
 志の輔さんを中心に聞くようにしていたのですが、志の輔さんはヘビースモーカーらしく、すでにノドが潰れています。もしかしたら、談志さんよりもはやい時期にしゃべれなくなる可能性があるので、談志に間に合わなかった人はなるべく早めに志の輔さんを聞きに行くことをおすすめします。
 落語の名人と言われる人は、桂文楽も古今亭志ん生も声が高いんです。低音の魅力なんていって、低い声が落ち着くように言いますが、じつは高い声って心地良いらしいですよ。甲高い声なんて、直に脳に刺激を与えるみたい。小さい子供も、声が高い人の方が好きですよね。お母さんの声に近い方が、落ち着くんでしょうね。

 古今亭志ん朝も春風亭小朝も春風亭昇太も、きゅんと甲高い声をだしたりします。
 だから、しゃべる仕事の落語家にタバコはかなり悪いと思います。志の輔さんはもう手遅れですが、すぐにでも禁煙してもらわないと名人になれずに終わってしまうかも。談志さんも、タバコを吸わなかったら、死ぬまで落語をできたかも知れませんね。あんなに落語が好きだった人なので、死ぬまで噺をさせてあげたかった。

 若いときには、二十年先のことはわからないし考えません。先のことを考えたら、もう若くはないですから。
 僕はもう若くはないので、先のことも考えなくてはならないのですが、もちろん二十歳のころにいまの自分を想像できませんでした。現状は希望とはだいぶちがうのですが、悪くはないと思います。少なくとも、家族に恵まれてしあわせに暮らしています。結婚できないと思っていましたし。

 若い男性は、案外結婚できないと思っていることが多いと思います。そのときは、お金もないし自信もないし。僕もそうでした。
 しかし、二十年経ってもお金もないし自信もないけれど、僕はうまく結婚できたのですが、まわりにはまだ結婚できない友人が何人もいます。たいてい、状況としては僕よりも結婚できるはずなのですが、なにかが足りない。
 いったい、なにが足りないのでしょうか。

 そんな、なにか足りない友人にも、絶対に結婚してほしくて、何度も女の子を紹介していました。なにか足りない同士のお見合いみたいなもので、なかなかうまくいかなかったのですが、去年の終わりころに紹介した女性と今年は付き合いだして、いまもうまくいっているようなんです。どうも、引き合わせてあげた僕に対する感謝の気持ちは薄いみたいで、経過報告は全然ないのですが。もう出会ってから一年経つのですし、二人ともアラフォーですし、正月には互いの親に紹介して、春か夏には結婚してくれるとうれしいのですけれど。

 今年は、大きな震災があったり、民主党政権はなんの役にもたたないどころか全く政権公約とはちがったことしかやらなかったりと、なでしこジャパンにすがりつきたくなっちゃうくらい暗い年でしたから、個人的にでも結婚とか出産とか合格とか受賞とか、明るい話題があると良いですね。

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2011.12.24

朝鮮半島

 以前、第百十六段「名付け」の回で、「聖徳太子や小野妹子の時代では、男子の名前でしたが」と書いたのですが、ちょっとまちがってました。
 聖徳太子も小野妹子も男性なのはまちがいありません。当時、子をつけるのが男性に多かったのもたしかです。中国の「孔子」とか「孟子」の呼び名からきたものらしいのですが、子は先生という意味で呼ばれていたもののようです。日本では、それを実際の名前に使用したのですね。

 ですが、ちょっとちがっていたのは、聖徳太子は聖徳太子の名前ではなかったのです。
 昔の日本や中国では、名前がいくつもあったり、位の高い人の名前は敬意を表して呼ばないという慣習もあったので、実名が知られていないことも多く、字がわかっても読み方がわからないことがほとんどみたいです。
 しかも、聖徳太子は、彼が亡くなって百年以上も経ってから書物にでてきた一般の呼び名、あだ名のようなもので、本名は「厩戸」といいます。馬小屋のことです。馬小屋の戸口前で生まれたので、そうつけられたとも言われていますが、それは定かではありません。馬小屋なんて名前、当時でも現代でもそうとうなキラキラネームだと思います。イエス・キリストも馬小屋で生まれたけれど、そんな名前にならなくて良かったですよね。

 僕らの時代には聖徳太子(厩戸皇子)と学校で習っていたのですが、いまは厩戸王(聖徳太子)に変わっているそうです。
 皇族の方の本名を呼ぶことは現在でもないので、皇太子さまとか高円宮さまと呼ぶように、厩戸王を「うまやどおうさま」とは言っていなかったはずですから、たぶん上宮さまのように呼んでいたのではないでしょうか。

 その後「子」が明治・大正時代の華族で流行するとも書きましたが、平安後期には皇族の中で子がつく女性がおおくなったようです。
 清少納言が仕えた中宮定子(藤原定子)。百人一首「玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶることの弱りもぞする」 の式子内親王。「ふじわらのていし」とか「しきしないしんのう」と呼んでいますが、本名は「こ」のはずなので「さだめこ」とか「のりこ」とかなのでしょうけれど、わかりません。
 ほんの少しまえまで、名前を音読みすることが敬意の表れだったので、逆に本当の読み方がわからないこともあるようです。松本清張、横溝正史、安部公房は、みんなが音読みするので途中でペンネームをそのまま音読みの名前にしたそうです。

 聖徳太子の時代、日本は朝鮮半島の国ととても親密だったことは学校で習いますよね。新羅・百済・高句麗なんていう名前をなんとなく覚えていませんか。

 ちなみに、歴史的に朝鮮半島と言ったり大韓半島と言ったり、呼び方は変わっているようです。
 呼び名って、なかなか面倒ですね。日本も外国からはジャパンなんて言われたりもしますし、そもそも日本という名が「日出ずる国」という意味で、これは中国から見て太陽が出てくる方角ということです。いつまでこんな名前を使っているんでしょうね。
 韓国ブームで、みなさん戦時中の国だと言うことも忘れて脳天気に旅行しているようですが、この国も外国からはコリアなんて呼ばれています。

 その韓国とおなじ朝鮮半島(韓国人は大韓半島と呼んでほしいみたいですが)にある、北朝鮮の総書記が急死されて、今週はちょっとした騒ぎになりました。少々緊張した状況でもあるようです。
 僕はずっと以前から、生きているうちに中国と北朝鮮という国はなくなるだろうと予想しているのですが、今回の総書記の交代で本当にそういう方向に向かうと良いのではないかと思います。

 なにも北朝鮮が滅びれば良いとは、全く思っていません。
 もともと飛鳥時代の新羅・百済・高句麗のように、朝鮮半島は三国四国といった複数の国にわかれていることがふつうで、中国に治められた高麗、朝鮮時代に一つになり、日清戦争後に独立国となり、こんどは日本に占領されて、日本が敗戦するとソ連とアメリカに再び二つに分けられてしまったわけですが。だから、ひとつにならなければならない、ということはありません。
 しかし、現在の北朝鮮の封鎖された軍事国家のまま、いつまでもやっていけるとは思いません。すでに国民の多くは飢えていると聞きます。食料もなく労働意欲もなくでは、良い方向へは向かいません。

 かつて、半島からのすばらしい文化や技術や習慣の交流があった隣国なので、もっと元気であってほしいと思います。
 もちろん、日本が戦争に巻き込んでしまったことが原因でもあるのですが、日本も敗戦したので口出しも手出しもできなかったのが実情です。アメリカに引き受けられた日本・韓国は、国際化できました。しかし、ソビエトが引き受けた北朝鮮は、先にソビエトが崩壊してしまうという苦難に見舞われてしまいました。

 世襲は三代続かないのが世の常なので、たぶんこれからさらにキビシイことになると予想されますが、日本は様子を見るというようなことを首相は言っているようです。しかし、ここはチャンスなので手を差し延べてはいかがでしょうか。
 北朝鮮がなくならないように政府の手助けをするのではなく、北朝鮮人民がしあわせになる手助けです。

 たとえば、潰れたらたいへんなことになると銀行や東京電力を救うのではなく、一度なくしてでも市民を救うべきです。ダメなものは潰れた方が良いに決まってます。
 新しい国になったり、南北が統一しても、国民を救う援助なら、お金でも自衛隊でも送って良いと思います。

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