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2017年6月

2017.06.30

汚い言葉と汚い人

「このハゲー!」「ちがうだろォー。ちがうだろ!」が連日テレビで流されて、もうサンシャイン池崎の「イェー!」よりも先に飽き飽きしているのに、一週間後に新たな録音を小出しにしてきて、まだしばらくこの話題がつづくのか思うとウンザリします。

テレビの電源を入れた途端に、この絶叫が聞こえてきたりすると、一日イヤな気分にさせられるので、テレビを点けるのさえ怖くなります。

 暴言の主である豊田議員は、自民党を離党したけれど議員は辞職せずにしがみつこうとしていますが、もう国会議員としても人としても認められないでしょうから、再起不能だと思います。表を歩けば晒し者でしょうから、生活もままならない状況ではないでしょうか。本人はいっこうに反省もしていなければ、恥ずかしくもないという可能性もありますから、今日も辺りに当たり散らしているかもしれません。

 けれども、こんな人は豊田議員に限らず、部下や後輩を罵ってストレスを発散したり、弱い者を見下して優越感を得て満足する下品で卑劣な人なんて、世の中には掃いて捨てるほどいます。優しくて聡明で頼りになる立派な大人を探すより、ずっと楽です。知らない街でコンビニを見つけるよりもたやすいと思います。

 パワハラを受けて自殺した社員に、そんなことで死ぬほうがわるいと言う年寄りがたくさんいます。怒鳴られて、いじめられる側にも非があるようなことを、平気で言う老人は多いです。

 かつて、上司は威張っていて部下を叱責していれば済む時代があったので、いまでもそれがあたりまえだと、学習能力がなく成長しない世代は言い張ります。こういう人は、自分がやっていたことを正当化したいだけで、なんの道理もありませんから、指摘したらキレて怒るはずです。

 以前は核実験もミサイル実験もみんなやっていたのだから、遅ればせながら自分たちがやって、なにがわるいと言っているようなものです。

 この録音をした秘書さんが仕事でミスをしがちで、人をイライラさせるタイプだということは一目瞭然なのですが。だからといって、道や宛名をまちがえたことで蹴ったり殴ったり、ネチネチと嫌味を言うことはありません。

 責任をとらない上司なんていりませんし、失敗は指摘するだけじではなく、正してあげないといけません。

 しかし、こういう人に限って、誰でもするような些細なミスを全力で攻撃します。自分がミスしても問題にも話題にもしないし、触れられたら逆ギレするだけなので、誰も教えなくなるうえに自分の愚かさにも一生気づきません。

 それはともかく気になるのは、豊田議員が怒鳴っているように、この秘書はほんとうにハゲているのかということです。

 事実ハゲていれば、目につく特徴を大声で呼んだだけで、もしかしたらニックネームなのかもしれません。ならば、豊田議員に「このブス」と言うのとおなじことですが、もしハゲていないのにハゲと罵倒したのなら、ハゲはわるいことダメなことの代名詞として使われたことになります。デブをブタ呼ばわりしたり、グズでノロマなカメと言うようなものです。肌の色がちがうとか、背が高いとか低いとか、指の数が足りないとか、メクラだオシだツンボだと、身体的特徴を揶揄するほど卑しい行為はありません。

 ブタやカメは反論しませんし、気づいてもいないかもしれませんが、これを聞いたハゲの人は「ハゲのなにがわるいんだ」と怒っても良いくらいです。

 でも、ハゲてる人の中にもハゲはイヤだという人もいるのかもしれません。

 デブやチビやグズは隠せないけれど、ハゲは巧妙に隠していたりしますから。

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2017.06.23

【築地ファースト】

 当然ですが、僕は小池都知事に投票していませんし、できれば彼女だけはイヤだなと思っていましたし、いまも思います。

 築地市場の豊洲移転を見直すと宣言して当選したので、公約どおり移転延期をしたのは都民の総意というか多数決なので仕方ありません。

 水質調査や施行検査をしてみれば、毒物はでてくるし予定していた土壌汚染対策の工事がされていない。仕切られたブースが狭くて使いにくいなどの、問題が発覚しました。そんなに問題があるのなら解決しなくてはと、僕でさえ思いました。

 けれどもここで、整備が整ったら移転するということなら良かったのに、移転せずに築地に残るかもしれないなんて言うから、バカみたいなことになってしまいました。これで結局豊洲に決まったら、ほんとうにただ立ち止まっていただけで、追加工事も経費も、無意味に先延ばして嵩んでしまったことになります。

 たぶん立ち止まったことで、あきらめていた移転反対派が息を吹き返してしまい、そちらにも配慮しなければならなくなって、考えたところで妙案などないのにギリギリまで答えられなかったのでしょう。

 中央卸売市場は移転するけれど、跡地を再開発して利用するなんて、お茶を濁すことになりました。市場を戻すなんて一言も言っていないのに、反対派やマスコミは勝手に一部を市場にするような妄想をして糠喜びしていて滑稽です。

 築地の再開発に、また何百億円もかかるのでは、前知事の宿泊代や食事代くらいのほうが、よほど安かった。小池さんは私的利用ではないと言うかもしれないけれど、都民のお金を無駄づかいしていることでは同罪です。

 良いことをしているつもりなのが、なお厄介です。

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2017.06.21

【理解力】

 国会では、四国に新しい獣医学部の大学をつくることを問題視して、総理大臣が圧力をかけて進めたのではないかという質問を野党はいつまでもしつこくやっていましたけれど、見ているほうはウンザリしませんでしたか?

 そもそも四国に獣医学部は必要ないなんて、あんまりな話です。そんなことを言ったら、日本にこんなにたくさん美術大学はいらないと思うし、大学自体が多すぎると思います。

 獣医学会は、もう獣医は足りているから学校もいらないと言っているようだけれど、教師だって歯医者だって美容師だってサラリーマンだって、たいてい余っているけれど毎年率業させています。美術学校を卒業したら芸術家になれるなら、そんな楽なことはないし、文学部を卒業したら文筆家や法律家にならなければいけないわけでもありません。卒業後のことは本人が決めることで、勉強したい人から勉強の場を取り上げることはありません。

 けれども、じつはそういった内容はどうでも良くて、かつて民主党政権のときには政治主導といって政府が事業を仕分けしていったにもかかわらず官僚はことごとく反発して言うことを聞かなかったのに、どうして安倍首相の一言でものごとが進むんだと恨んでいるフシが見受けられます。他人を羨むなんて、みっともなくて悲しいことだけれど、どうしても褒められることも尊敬されることもない人からすれば、妬み嫉みの対象になってしまうのかもしれません。

 本来なら与党と野党、いや、党それぞれの方針に基づいて政策、予算、法案について話し合うへぎ場なのに、たいてい個人の失敗や揚げ足とりばかりで醜い。

 説明責任なんて言うけれど、わかろうとしない人、信じない人に、なにを言っても理解しません。

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