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2017.05.08

【トラムだと?】

 東京で唯一の路面電車、都電荒川線の名称がオリンピックを見据えて「東京さくらトラム」に変わったと聞き、ビックリすると同時にガッカリしています。

 僕は世田谷区太子堂の生まれ育ちで、いまは北区赤羽に住んでいるので、もともとは世田谷線のそばで育ち、こんどは荒川線が近くにあるという、チンチン電車に縁のある人生を送っています。

 世の中には世田谷線を路面電車だと思っている人が少なからずいるようですが、道路を車と併走するところは一箇所もありません。かつては渋谷から二子玉川と、三軒茶屋で分かれて下高井戸へ行っていた線の玉川通り部分が地下鉄新玉川線になって、路面じゃないほうだけが現在地上を走っています。

 路面っぽいのは、環状七号線を横切るところだけが、踏切ではなく信号機になっていて、道路が青信号のときは、となりの歩行者と一緒に信号待ちをします。

 一方、荒川線のほうはだいぶ路面で、路面駅もありますし、大塚や飛鳥山の辺りでは、けっこう強引に車を横切って行きます。

 思い返すと、札幌、函館、豊橋、京都、熊本、サンフランシスコと、まあまあ路面電車に乗っています。世田谷線的な江ノ電にも乗ったので、修学旅行で広島へ行ったときにも乗っておけば良かったと、マニアではないので当時は気づかなかったものの今更ながらに悔やみます。

 そんな、現役でノスタルジックな路面電車に「東京さくらトラム」なんてセンスのカケラもないバカな名前をつけるなんて、愚か過ぎます。豊洲にしても国立競技場にしてもバカですけれど、これは「E電」くらいバカです。都民ファーストじゃなかったんですか? 「TO―DEN」で良いです。

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