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2017年4月

2017.04.26

【人事】

 悲惨な事件や事故、生い立ちなどを聞くと、悲しい思いになりながらも「自分じゃなくて良かった」と、少しほっとした気持ちにもなっているものです。可哀相だと思うのは、自身に降りかかっていない、人ごとで片づけているからかもしれません。

 地震で家がつぶれたり、醜女に金をだまし取られたり、難病で苦しんでいたりするのを、テレビや活字やネットやウワサで知っても、あまりピンとこなくて、なんとなく自分はだいじょうぶ、安全だと思いこんでいて、親身になれなかったり危機感を抱けなかったりします。

 公明正大にミサイルを撃ちこむ気が満満だと言っているのに、なぜか自分のところには飛んでこないのではないかと高を括って、アメリカや中国がなんとかしてくれるだろうと考えているのか、キチガイの戯言で真逆実行したりはしないだろうと思っているのか、自分も巻きこまれているという感覚が多くの日本人にはありません。

 東北の大地震で家や家族が流されたり、原子力発電所の放射能漏れで住めなくなったりして、いまも避難している人や悲しみに暮れている人だっているというのに「あっちのほうだったから良かった」(今村雅弘復興大臣)なんて笑って言えるのも、自分には関係ないからです。

 たぶん、お金を出すほうの本音なのでしょうけれど、人を集めてテレビカメラの前で言うことではありません。しかも、復興大臣は被災地の立場に立って予算を引き出したり、対策を立てるべきです。町内会の会計報告かのように、事務的に死者・行方不明者数や費用を発表している時点で、嫌悪感しかありませんでしたが。

 大臣として不適格なのではなくて、国会議員としても、いや、人として失格です。

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2017.04.12

【ヤクブツヤメロ】

「ヤクブーツはやめろ」とか「覚醒剤やめますか? それとも人間やめますか?」なんて言われても、やめられないのが薬物なのですが、やったことがない人は、平気で簡単に無理を言います。

 薬物にかぎらず、酒もタバコも賭博も浮気も買い物も遅刻も、やめられない人はやめられません。どれも、どこかで反省しないと身を持ち崩します。本人が体をこわして臥せる程度ならましですが、信用も財産も仕事も家族も友人も失いかねないので、そうとうの覚悟や注意が必要です。

 不貞行為は裁判で負けますが、飲酒や喫煙、公営競技やパチンコに富くじ、遅刻などは、社会的にも法的にも、たいへん大目に見られています。

 アルコールやギャンブルで依存症になるまでには、少少時間がかかるので、それまでに思いとどまって引き返しても来られますし、意志が強ければ趣味や娯楽にすることもできます。

 しかし、覚醒剤などの薬物はすぐに中毒になります。それだけインパクトが強く、心地好く、効き目があるのでしょう。それでも市販当初は抑制した使い方をしていたようですが、戦後に軍事用のあまりが大量に出回ってブームになったみたいです。売っていれば買いますし、持っていれば使います。ミサイルだって原発だって、手に入れば使います。使い方がわるいと事件や事故が起きるのはあたりまえ。かといって、売れるものはつくりたい。

「たべられません」「喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。疫学的な推計によると、喫煙者は肺がんにより死亡する危険性が非喫煙者に比べて約2倍から4倍高くなります」「一歳未満の乳児には与えないでください」「当たると死にます」「放射能漏れの恐れがあります」無責任で、鬱陶しい表示だらけ。余計なお世話です。

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