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2016.12.14

ニッポンのカジノ

 日本にカジノをつくるという話は、ずいぶん前から話題にあがっていて、石原慎太郎が東京都知事だったときにも台場にカジノをつくる提案がされたと思います。結局そのときはダメでしたが、ここにきて国会で採決がされるようです。

 報道番組のコメンテーターの多くが、なぜそんなに性急に結論をだすのか疑問だと言っていますけれど、十年以上もまえから話題にのぼっていることなので、さんざん考える時間はあったはずです。ぜんぜん考えていなかったら、国会議員は時流に疎すぎます。

 それに、法案が最初に提出されたのは五年もまえのことだそうですから、もっとはやく決めてくれても良いくらいです。

 議員と名のつく人たちは、高い給料をもらっているわりには、たいがい仕事はダラダラしていてつぎに進みたがりません。こんなに時間ばかりかけていたら、小学校に入学した子が卒業しちゃいます。これは、絵本も読めなかった子が、自分で文庫本なんか買っちゃうようになる期間ですから、すごい成長です。議員さんはもう成長することはないと思いますけれど。

 それにしても、何年も結論を先送りにするのは無駄です。ない頭でいくら考えたって、良い案が浮かぶことはぜったいにありませんから、バカなりにどんどん決めてほしいものです。

 話し合いをもっとしてから決めてほしいというのは、五年という年月には通用しません。話し合わなかった、反対派がわるいのです。黙っていたら賛成だというのは、選挙でもよく言うことです。

 反対の理由が思いつかなかったのだから、しょうがないのかもしれませんけれど。

 僕は、東京にカジノをつくる必要はないし、できても行かないと思います。

 ラスヴェガスやマカオや韓国にカジノあるのは、ほかに魅力がないので客を呼ぶための施設が必要だったのだろうと思います。東京には、見るものも食べるものもあるので、カジノがそれほど集客力があるとも思えません。けれども、ディズニーランドのように、いつまでも人気の衰えない場所もあるので、やり方次第なのかもしれません。

 なにも二十三区の繁華街に近い台場じゃなくて、八王子とかの山奥にしたら良いのにとも思います。

 それから、有識者や野党の中には、ギャンブルだから反対だと言う人がいるようです。

 民進党は、反対するための反対なので、理由はあとから探さなきゃならないために、いつもまるで説得力がありませんけれど。賭博が良くないから、なんていうのは、全く話になりません。日本には、すでに賭博がいくつもあります。

 ギャンブル依存症になる人が増えるなんていう懸念は、取り越し苦労です。カジノで依存症になるような人は、すでに競馬、競輪、競艇、オートレース、パチンコ、宝くじなどの依存症になっています。

 中でも、毎日できるパチンコは人気で、借金してまでやってしまい身上をつぶしてしまう人も少なくないそうです。

 自分の金をかけて遊ぶのは良いことだと思いますけれど、他人の金をかけるのはダメです。もう、遊んでいるのではなくて、命までかけてしまっているのでしょうけれど。

 カジノがなくても、ギャンブル依存症は以前から問題になっているのに、IR法案に反対している人たちが、競馬やパチンコを廃止するべきだと言うのを聞いたことがありません。競馬、競輪のコマーシャルは良いのですか。

 たとえば民進党が、民主党時代でも良いですし、パチンコ廃止法案を提出していたというのなら、なるほどカジノに反対するのも頷けるのですが。法案が通りそうになったから、慌てて反対理由をでっち上げたところで、だれも聞いてはくれません。心のこもっていない言葉に、耳を傾けるヒマなんてありません。

 弱い犬が、虚勢を張ってキャンキャン吠えているのか。淋しい赤ちゃんが、かまってほしくて泣いているのか。バカな野党が、政府を困らせて時間稼ぎをしているようにしか見えません。

 政治家や役人が思いついたことなので、オリンピック同様、皮算用どおりに儲かるわけがありませんけれど、国民も黙っていたのだから、やるしかない。

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